杭州(Hangzhou)への旅行
写真の載せ方がわからなかったのですが、ようやく分かりました!
先週の土曜日に杭州に連れて行ってもらいました❤️
8時半に虹橋火車駅に待ち合わせして、
高速鉄道に乗って
9時10分の電車で10時11分着。
国慶節と合体して休む方もいるらしくて、(最大20日の休みをとる人もいるらしい。日本じゃ考えられないね〜。日本人はよく働くなぁ)
移動ラッシュが始まっており、混雑中!
でも彼のおかげで
事前に予約してくれていたのでさっくさく。
中国ってすごくITが発達していて、なんでもかんでも携帯で予約できて支払いもできて、みんなつかいこなしています。お金を携帯(ライン的なやつ微信)に送りあったりできます。携帯と銀行カードが結ばれているので、タクシーでもなんでもできるらしいっすー。(モヤさま風)
パスポートを見せてチケットを受け取って、
セキュリティチェックを受けて、
ホームへ!
写真撮り忘れたけど、いちいち大きい!!!
ホームも日本の3倍だし、電光掲示板も!
やはり人口13億人(それ以上)の国はすごいね!
高速鉄道は日本の新幹線と似ているけれど、
日本よりも快適?広々しているし!(一等席(一人130元くらい)を取ってくれたからかもしれないけれど。食堂があったりいろんな席があるみたいです!)
で、快適であっという間に杭州駅に到着!
地下鉄に乗り換えてまずは西湖へ!
地下鉄から延安路を通るのですがここも素敵なレトロな通りでした!
夜になると屋台がたくさん出て楽しいみたい♬
でテクテク歩いて向かいます。
青い看板に注目★
「禁止単号」
車のナンバーの下桁が偶数か奇数かによって、
入れるか入れないか決まっているのです!
なんせ人口が多い国なのでこうやって規制しないと大渋滞になるのだそうです。
守らなければ罰金。
本当のお金持ちや旅行会社は偶数と奇数ナンバーの2台の車をもつらしいです。
ここの杭州は唯一、「車より人を優先してくれる街」。
観光都市なので、そのように定められているらしい!
で、ボートに乗って西湖へ!
隣に座ったイエメン出身の16歳の女の子と意気投合しました。
故郷の話をしていた時の顔が私は忘れられません。
でもキラキラした瞳で私にお菓子をくれたり。
私は何ができるかな。
西湖到着!
師範学校への留学経験があるので西湖十景を中心に色々回って歴史から何から説明してくれたけれど、
ごめん。どこから見ても同じ景色に見えました。
でもどこも素敵でした。
どこから見ても楽しめる湖です。
中でも三タン印月というところは一元札に描かれています♬
私は海山地の世界遺産が本当に大好きでよく旅をしてきましたが、
ここはランキングインしました⭐️
1時間ちょっとで来られるなら、月1で来たいなぁ。
でなんかドナドナチックな西湖観光電動カートに乗って一周したり、
断橋残雪という橋をお散歩したり。
雷峰夕照という塔に登ったり。
ここは、977年に呉越王と黄妃の間に男の子が生まれたことを祝って建てられたそうです。1924年に倒壊、2002年に復元されたもの。
塔の内部は博物館になっています。
ちなみに中にあるテレビはTOSHIBA!でした。
博物館内に壁の彫刻で杭州が舞台となっている民話「白蛇伝」が描かれていました。
とっても素敵なラブストーリらしく映画がたくさん出ているようなので観てみよう❤
ちなみにこれは、一本の木で出来ているそうな。
美しい!
3Dみたい。
器用なんだなぁ。そんな職人さんも中国でも少なくなっているんですって。
日本と同じかな。
良質な伝統はずっと受け継がれてほしいな。
そして塔の7層へ!
一望。
霧がかかっていて、山のラインが見えるか見えないのかこの「曖昧さ」!美!!!
感動していたら一言。
「梅雨がもっと綺麗だから」だそうだ。
雨が降っているともっと美しいんだって。
なんてロマンチックなんだ・・・。
あとは次の日が中秋だったので満月にならず惜しかったかなぁ。
面白いのが、右に行くとこういった景色なのですが
左に行くと
現代!
彼が『「美!」扉を通ると「PM2.5」!』だとキャッチコピーつけていました。
日本でいう金木犀(キンモクセイ)の香りがほのかにしました。
名物がこれ。
「蓮」が有名なので、
蓮根の澱粉をお湯で溶いてとろっとなった上にキンモクセイの砂糖漬けを散らしたデザート。あったまる〜。
日本でいうところの葛湯かな?
帰りまで時間があったので、岳王廟というところに。
岳飛廟という方が祀ってあります。
これを嫌った奸臣の秦桧夫婦の偽りの諫言により投獄され、39歳で毒殺された。
その後、冤罪が証明されてからは名誉が回復され、1221年には岳王廟が建てられた。
武官で有名なのは三国志に出て来る蜀の劉備の義弟関羽だけど、それに次ぐのが武官の岳飛」だそうです。
これ面白いでしょ、と言われて
キョトンとした顔をしていたら、説明してくれてようやく理解できました。
なんて言っていたかいまいち上手く説明できないので
(下記URL引用 http://4travel.jp/travelogue/10869439)
「この悲劇の英雄、岳飛を偲んで民間人が奸臣の膝間付いた姿の秦桧夫婦の半裸の鉄像が置かれています。後の世の民衆が岳飛の無念を思いこの像を作った。年配の民衆はこの像に唾を吐きかけていきます。錆びて壊れるとまた作り、未来永劫恨みを晴らす」らしい。
そこに「もう唾は吐かないでください」という張り紙がされていました。
今、痰とかのマナーが言われているから余計に面白いね!
こういう人たちが言った言葉が熟語になったりして受け継がれているらしい。
「尽忠報国;忠節を尽くし、国から受けた恩に報いること」
中国と日本って唯一漢字で会話できる国なんだよなぁ。
帰りはタクシーで行きとは違う杭州東駅から!
タクシーも簡単に携帯で呼べて、今どこにいるか(ウーバー的なやつ)便利❤️
しかも、態度が悪かったりぼったくられた時に報告できるから安心らしいです。
夜は「西湖之夜」というミュージカルも魅力らしいのですが、
「上海に戻ってホルモンを食べるか、エンターテインメントを観るか」という選択肢に
久しぶりの
ホルモン・・・に心は高鳴り、
ホルモン酒場に行きましたとさ。
帰ってからすこし調べてみた知識をもとに。^ ^
2200年以上も前に、秦の始皇帝が県を設置したのが始まり。北京と杭州を結ぶ京杭大運河が開通したのをきっかけに交易として発展。
9〜10世紀には呉越国、12世紀には南宋の首都そなり、中国6大古都の一つになりました。
マルコ・ポーロが言った通り、「地上の楽園」でした❤️❤️