テレビの、世界の、窓

放送局勤務→退職。中国で働いています。ここで感じたことを忘れたくないという気持ちで備忘録として書いています。テレビのこと、メディアのこと、将来のこと。色々♡^ ^

世界で一番大切な人

※あまり大した話じゃないので時間の無駄になるかもしれません。

お忙しい方は「役に立つ」情報ではおそらくないので読まないほうがいいかと思います。

 

 

 両親と初めてSkypeをしました。

 

「すごいね。何のツテもなくて、住んだこともなくて、言語も勉強したこともない国に行ってそうやってご飯が食べられて、仕事できてるんだね。人ってやれないことなんてないんだね」

 

と、言ってくれました。

 

でもね、全然褒めてもらえるようなことじゃないよ、お父さん、お母さん。

 

私はよっぽど二人のほうがすごいなって思っています。

 

大学までちゃんと出させてもらって、しかも就活留年までさせてもらったから5年分学費だしてもらって、心配だからと高い家賃払ってもらってね。

留年中はニューヨークでインターンしてくるからって事後報告になってしまったり、ね。

 

ようやく希望していた会社に就職して、4年目で地元に転勤になって10年ぶりくらいに実家に住むことになったのに。

 

実家に戻ってたった半年で上海に行きたい、前の年収の3分の1になるのに

辞めると言い出す私に

 

たったの一度も、

本当に一言も、

反対しなかったんです。

 

 父親は「例え、会社名が良くても中でやれている仕事がそんなに嫌ならしがみつく必要はないね」とドライブをしながら言ってくれました。

母親は、私が親戚から何か言われると思って、いつも守ってくれました。

 

「お金をもって死ぬわけじゃないから」。

「なんとかなるから。っていうかなんとかするしかないから。その時はその時考えたら良い」といつも言います。

 

 

 退職前に、多くの役員や上司に何度も呼ばれて色んなご指摘をいただきました。

 

「やりたいことは他企業に比べれば、何でもできる会社だろう。お金だって一生困らない。なのにどうして辞めるんだ。辞めてどうすんだ、辞めてやっていく力があるのか。また戻れるなんて思っていたって簡単には戻れないぞ。辞めて幸せになった人を今まで見たことがない」等々。

 

 私は、今まで両親に自分が決めたことに反対されたことがないから、初めて人に

自分の進路決定を反対されるという大変貴重な体験をさせてもらいました。私のことをそんなに考えてくれるんだ、温かい会社だなと思いました。

 

反対されて分かったことは、

「決心が鈍り、踏み出さなくなる」ということです。

 

例えば、

自由に跳び回れるサバンナに戻りたくて動物園から逃げようとするシマウマが、

他の仲間シマウマに「ここにいたら、一生食べ物には困らないし争いもないし、襲われなくて平和だぞ」と諭されて動物園にいることにした感じ。

 

そこでそれに心から納得して意思決定したならば良いと思います。

 

けれど、私は

「辞めてない人たち、やったことがない人の意見だよね」と思ってしまいました。

辞めて上海で働いている人たちが言っていることではないじゃないですか。

 

それは体験した人の話で『事実』なのか、それとも『解釈』なのかいつも考えてしまいます。

解釈を元に意思決定しないようにしています。

 

やっぱり情報って何よりも大切で自分の人生を変えるものだと思うからです。

 

 

 だから両親は「その選択の先に何があるか分からないし、反対されたから辞めたと言われた時に責任とれないから何も言わない=反対しない主義」なのだそうです。

 

すごい・・・。

 

だけど放任じゃなくて、一緒に準備してくれたり色々調べてくれたり完全サポートしてくれるんです。一番の私の応援団です。

 

私にとって世界で一番大切で、守りたいのは家族。

何かあったら、ここにある荷物全部置いてでも完全帰国するつもりです。

だから早く好きな仕事でイキイキと働きながら、

楽させたいな。

一緒にいたい時に一緒にいられる自由な時間と共に。

 

 

 

 

 

 

 

中国にいても「日本人らしさ」を忘れない

 上海商城(シェラトンホテル前のところ)で舞台を観に行った後、飲みに連れて行ってもらいました。

 

焼肉やさん❤️

焼肉KING大志さん。

KING大志 上海店 WheneverOnline

 

素敵なオーナーさんで、知見が深くて、色々教えて頂きました。

全部美味しかったなぁ。次はハンバーグも食べたいなぁ・・・。

 

そのあとは、

ひこぞうさんに連れて行ってもらいました。

九州酒場 ひこぞう

はぁ〜。コロッケ、久しぶりに見たなぁ。幸せ!

 

 

色々な方たちと知り合っていくうちにどんどん変わっていく価値観。

ここは世界の中でも広い広い大陸の国です。

びっくりする位、スピード感が違います。

私が思いついたアイディアも親身に耳を傾けてくれます。

 

だけど、私は起業する一歩が踏み出せない・・・。

勇気が出ないです。

実際に動こうとすると、 失敗したら今まで築いた信頼関係も崩壊するかもしれない、

本当にお金を払ってくれた方に費用対効果を出せるのかも分からない、

と恐くなります。

 

だけど

「始めちゃったら半分終わったようなもの。踏み出す勇気が一番大変だからそれを乗り越えれば、あとは半分やるだけや!」と教えてもらいました。

 

なるほど・・・。

 

そして今の現状について。

 

「言いたいこと、要求は主張していきたい」反面、

日本企業的な部分もあるから、

「察して、思い」そして「出過ぎず」、一匹狼にならないことも大事なのかなと思っています。

 

日本人相手である以上は、完全に中国人の慣習になってはいけないのではないか、と。

 

今は、家に帰って相談できる同居の方が人がいるので色んな意見を聞いて意思決定ができるから自分の軸を忘れずにすみます。嫌な感じの外国帰りには染まらないようにしたいなぁ。

 

 今は会社に行くのが苦じゃないし、この企画やってみたいな〜と考えるのが楽しいです。

 

それが私は、仕事は毎日することだから、一番大切にしたいことです⭐️

 

お金のために働きたくないんだもん。

(以前、お金にならない仕事はしたくないと言ったけれど、厳密には『お金のために好きじゃない仕事はしたくない。でも好きな仕事でもお金にならないならしたくはない』というね。

 

要は一番の理想は、好きな仕事で食べていきたいということです。

 

でもね、好きじゃなくても『耐えられる』のならばそれは『嫌いじゃない』からいいと思うんです。

 

私は部署を異動して、実は一時通院していた時期もありました。(本当一時的だったけれど)

 

本当に嫌だと思うと涙が勝手に出る・・・。

眠れない・・・。

この経験から本当に人は「好きになれないこと」に直面すると

体が拒否反応を起こすんだと知りました。

 

だから体のサインは見逃してはいけないんだなぁ。

 

ゴルゴ松本さんが、

「本当に嫌ならば『逃』げたらいい。だけど逃げたら、何が嫌だったのか、これからどうしたいのか『眺』める。それを活かしていけば未来への『兆』になるー』と。

言っていました。

 

上記、

何か共通点があるの分かりますか?

 

 

 

 

全て、『兆』を使った漢字でした!

コショコショ話が出来る距離でさ、

ずらーっと天井から連なるテレビ。

ワンフロアの人数。

あれ、前の会社かな?

と錯覚するような状況で仕事してます。

違うのは、

飛び交う中国語と、

メールシステムが全て中国語で、CCやBCCを探すのに苦労していることと、伝票起票も中国語でやらねばならず、難しいということ。

右隣には中国人。左隣は日本人。後ろは中国人。

ここにいると人種とかまるで関係なく仕事が出来ます。

テレビで見てる国際問題なんて全く関係なくて、

「人」なんです。同僚なの。助けてくれる仲間なの。

中国人半分、日本人半分。

ワンフロア150人弱で働いてます。

駐在員とか一切いないし、日本の企業でもないから人種関係なく、皆対等です。

ちょっと特殊。

「直接話が出来る距離でー。」

それが出来れば平和な世界になるのに。

世界がどんどんグローバル化して、ビザの問題もなく、

国を選ばずして現地企業で仕事ができる時代がもっともっと当たり前になっていく気がするなぁ。そしたら、楽しいし、みんな仲良くなるのに。

(稚拙な表現だけど、実際に自分が対等に働いてると、〜人って、とか思わなくなくなりました。今は個性や文化だと思います)

安保法案とかも不要になるのに。

(物事は意外とシンプルに出来てるはず)

日本は連休なんですね。

連休前に安保法案。

大事なことにいつもニュースや休みを混ぜたりするの、大嫌い。(去年はデング熱だったね。)

中国は来月、国慶節(一週間もお休み)!❤️

日本に帰国したいなぁ...。

私のビザ、11月末までは出国出来ないんですって。

じゃあ香港は?台湾は?!と聞いたらダメだそうです。

出国出来ない...

地図の色問題は、どっちなんだ、もう。

でも私みたいな職種の人が、

少しずつビザがとれなくなっているらしいです。

ここにいられるのは幸せなことよね。

ポストゲット

 

そういえば社長と話をして、この人の下で勉強してみたいって思ってきたんだっけ。

 

今の自分を作ってくれたのは

ニューヨーク時代の通信社での飛び込みインターン

編入学先の徹底的な教育と、

前職での部署に後輩がずっといない経験と、

何より小さい頃からたくさん両親が本を読んでくれて、夜には母が脚本した、面白い話をしてくれたおかげです。

 

 

私は、何をしてもずっと自信をもてないのがコンプレックスだったけど、

ようやくちょっとだけ自分に自信がもてそうです。

 

 

前職は、先輩の下にいて何でも教えてもらえる環境にいたので、

 

 

誰もミスを指摘してくれない、

自分自身のレベルをあげていかなけばならない責任ある環境になりますが、

ワクワクしてます。

 

 

 本当に好きなことだと、やっぱり人は苦に思わなくてすぐに成長するらしいです。  

 

 

 

転職第一希望先の最終面接で

「社会人になって何を1番学びましたか?」と聞かれて、しっくりくる回答が出来ず今もずっと考えています。

 

 

今日思い出したのが、

 

「説明責任」。

 

私は前の会社で、大好きな大好きな、今も尊敬してやまない女性の先輩にこれを教えてもらいました。

 

 

 

何でその行動をとったの?

どうしてこれをつくったの?と。  

 

 

そこに私はこう考えて...と伝え合うことでお互いの齟齬がなくなり共有認識や目標がもてると分かりました。

 

自分の一歩先で成果を出す先輩が

「どんな考えをもっているか」を知ることで、

自分で判断しなきゃいけないとき

「先輩だったらどうするかな?」と、成功者の考え方にシフトチェンジできるようになりました。

 

それに、自分の行動に説明出来るっていうのは自分だけの仕事になって、オリジナルを出せるんですよね。

 

 

一つ一つにこだわっていく職人気質を教えてもらいました。

 

今まで教えてもらったことを早くこの会社にも活かしていけたらいいなぁ。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

一週間も経たずして、

やりたい放題、言いたい放題言ってます。

 

外資企業の方が肌にあうのかも。

前職で「給料には我慢代が含まれている。サラリーマンは我慢しなきゃいけないこともある」と言われたことがあります。

 

良い給料もらって、絶対クビにならない安定保証があって、高額なボーナスもらえばそりゃあ我慢しますわ!

 

 

 今もらってないからね。笑

 

残業を推進していないので、

残業代は出ない。(代休)

となれば、ちゃっちゃと帰るしかないでしょう。

 

ちゃっちゃと人に迷惑かけずに、帰るには?

 

成果さえ出せば文句言われない。

完璧にすれば文句言われない。

 

私は時間は自分の命だと思うようになりました。限られている命を大切な人といる時間に使いたいし、好きなことに使いたいです。

 

仕事も好きだけどね。

 

でも、サラリーマンである以上はそこに対価が払われなければやりたくないです。独立してるなら別に構わないけれど、 お金って自分の評価だから、会社に費やした時間がタダなんて絶対嫌なんです。

 

 なんて生意気なことを入社数日に言い放ちました。

 

一時間のコーヒータイムがあるのなら、残業させないで下さい、と。 

私は無駄な時間を使いたくないです、と。

 

まじで嫌なやつだな。

でも、お金にならない仕事はやりたくないんですわ。

どんなに好きでも。

 

前職の日本企業のように、残業代稼ぎが出来るのなら全く構わないけど。笑

 

 そう思うと相当、作業効率やスピードも格段に上がり、お腹がへると集中力が切れるなんて甘ったれたことも言わなくなりました。

 

絶対失敗しない、絶対時間内にやり遂げてやる、とミスしなくなったし意地も出てきましたよ。

 

今は日系企業で生え抜きで一から丁寧に教えてもらったことがベースにあるので、それが非常に強みです。そこにハングリー精神が身につきつつあるので結構いい感じに進化してます。

 

日系から外資。いいなこの流れ。

 

ちなみに私がこんなこと言いだすので残業について見直してくれるようです。

 

 

言いたいことは言わなくちゃ、自分の不満が溜まっていくのみ。

言わないことは良いことではなく、

自分を犠牲にするだけ。

発言しないのは納得しているということ。何も問題ないということ。

ビジネスにおいては、

沈黙は同意。 沈黙は無。

 

もちろん、

どんなふうに伝えて、動いてもらえるようにするかー。伝え方は大事だけどね。

 

 主義主張を貫くことは、

絶対成果をあげなければならない、という自分への責任のリスクが伴います。

 

だけどそれを貫けたら自分にとって大切なものや考え方を守れるんじゃないかなって思ってます。

 

とか言って、生意気言いすぎて

クビにされるかもしれません。笑

 

失敗しなきゃ良い!

仕事出来れば全て解決!

 

のはずと信じ頑張ります。

私は人生の楽しみ方を知らない

 タイトル通りです。

 

上海で働いて分かったこと。転職して分かったこと。

 

編入学だとか、希望していた会社に就職だとか、今度は人から話を聞いてお金をもらえるようになった、だとか。

 

自分が希望してる道に進んでいるのに、

別に楽しくは・・・ない。まぁ辛くもない。

 

でも周りからは「楽しそうだね、就きたかった仕事できているんだね」と言われます。

 

そう、多分私は「人生の楽しみ方を知らないんだ」と気付きました。

同居人のおばあちゃんが

「今日はどんな1日だった?」と聞かれるのですが(改めて言いますが、家族ではないですよ)

「う〜ん。修行!若いうちの苦労は買ってでもしろって言うし。

遊びに来たわけじゃない。早く力をつけて成長する!(心の声:そして一人前になったらちゃっちゃと日本に帰る・・・)」

 

と言うと、

「ふふふ(笑)楽しまなくちゃね❤️」。

 

 あ〜そうか。そうだな。

理想ばかり追い求めていて、私はそれなりに夢を叶えてきたけどいつも、

「将来〜する、だから今は耐える」

「再来年にはMBAとりたい」とかいつもいつも先のことばかりで、

 

今ある幸せに目を向けてこなかった気がします。

きっと、MBAをとっても心の充足感はこのままでは得られないんじゃないかな。

 

 「何が好きか知ってその仕事に就いたら幸せになれる」

そう思って転職したけど、そして書くことが好きだとわかったからここにいるのだけれど。 確かに好きだから、全然仕事は苦ではないし。

 

けど・・・?

 

 「楽しくて仕方ない!」って生活を送るためにはどうしたら良いのでしょう・・・。

考えられる要因。

 

⑴もしかしたら、好きだと思っているけれど実は好きな仕事ではなかった

⑵好きな仕事だけれど、そこに自分にとって大切な要素がすべてある訳ではない。

(環境、給料等)

⑶そもそも人生の楽しみ方を知らない

⑷ただただ単純に「挑戦することだけ」が好き。挑戦して、手に入ると要らなくなる。

⑸自分の遺伝子が何にワクワクするかを知らない。

 

 

 という感じかもしれません。

 

これに気付けただけでも私は幸せダ。

 

何か知らの答えを見つけていこうと思います。

 

ゲッターズ飯田さん

「世の中で一番成功するのは楽しいことを真面目に極めた人たち。逆に楽しくもないことを真面目にやっている人たちは成功しないし、幸せにもならない。

仕事でも恋愛でも、今やっていることが楽しいのか。

または今は楽しくなくても、これは修行で何年かあとに楽しいことになるのか、まずは見極めること」だそうです。

 

さて、仕事に行ってきます。

シゴトやで!

 

シ・ゴ・ト。

安月給!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国でのビジネス

 午後、先日修理に預けた布団乾燥機を取りに行く予定で、同居人も古北に用事があるとのことで、一緒に向かう予定でした。

 

激しい腹痛・・・収まったと思えばまた波がやってくる。

昨夜食べたミートパイのような月餅が原因なのかも。

上海、初 腹痛でした。

 

 腹痛になりながら

「いや、こんなこと大したことない。私は強い子だ」と呪文をかけていたのですが、

 

限界が来て同居人に駅に着いた途端、

「ごめんなさい。今日は帰ります・・・」とトボトボ帰って来ました。

 

「こんな苦労大したことない」・・・

そう思えるのは

【ここでの苦労は、必ず実を結ぶ】と、

信じているから。

 

 日本でのサラリーウーマン時代、「辛いな〜」って思っていたのはきっと、

私自身の弱さではなくて、この苦労を乗り越えたら目指している自分に近づけるはずと思えなかったから。

 

苦労の先になりたい自分の姿がなかったんです。

 

 だから今は、正直「日本に帰りたいな〜」なんて思ったりはしますが、 私は、広い視野をもって固定観念に縛られずにフラットな視線で物事を伝えられる記者になりたいです。中国というお互いに好意的ではないこの国で生活して色々感じたいと思っています。

 

だって、日本とほとんど同じ文化で同じようにお箸を使って漢字を使って・・・ 日本の大体のものは遣唐使によって伝わって、日本人の「もっと良くしよう」という知恵が今の技術力や清潔さを生み出しているだけ。

この二つの国があるからいろんな優れたものが出てきたのだと思うのです。

 

どっちが欠けてもいけないんだな、きっと。 みんな違ってみんな良い。

 

だから、その違いをビジネスで繋いでみたいな〜日本に帰ったら商社にも転職したいな〜とも思ったりもします。

でも自分で事業を起こして、起業もしてみたい。

 

とりあえず上海では記事を書く仕事、そして何かしら起業して収益をつくる!道を模索しながらも、今はそれが目標。

 

 

  あ〜。 布団乾燥機取りに行きたかったな。 この国の人は修理が上手!!

変圧器を通さずにコンセントを差してしまったものも「ナオッタヨー」と電話くれました。 修理代金は150元。 日本円にして3000円。

 

中国にしては高いけどまぁこれくらいの損害でなんとかなったからいいかな。

失敗は勉強!

 

この国の人が修理上手なのは「壊れることに慣れているから」とのことです。

なんでもすぐ壊れてしまうから、直す技術があるそうです。

だったら初めから壊れないものを作れば良いのに・・・とも思うのですが。笑

 

技術指導している同居人いわく、

「何でもすぐに答えを求める国民性」らしいです。

 

「早く完成させたい」「早く売りたい」だから良い先生というのは、「早く答えを教えてくれる人」だそうです。

 

技術革新がおこらないのも「早く!」という気持ちが強いからじっくり物事を考えて良くしようというタイプではないのかもしれませんね。

 

 

 

 で、夕方は同居人の知り合いの実業家の中国人社長が家にいらしてくれました。 日本にもう帰化していますが、仕事で東京—上海を行き来しているそうです。

すごく温和でクレバーで優しくて。

でもすごくやり手の経営者だとオーラでわかりました。でも本物のそういう方ってひけらかさないんです。

能ある鷹は爪を隠す。

 

「中国でビジネスをするのは日本人にとっては本当に大変。上海はずる賢い人が多いから気をつけたほうが良いよ。こちらもずる賢くならなきゃだめ。日本みたいに優しい国で育ったら世界では戦えないよ。でもそれは日本の良さだから。だから悪い事をする必要はないけれど、悪い事に騙されないように自分自信がずる賢くならなきゃだめ」と教えてもらいました。

 

  世界で日本人が戦うということ。 多くの外国人が日本人をある意味なめている。

だから、そういった日本企業を守るために商社っていうのがあるのかもしれないですね。

 

(私、商社に内定するために志望理由を探しているみたいだ 笑 良くない!)

 

 やっぱり、私は人の話を聞くのが大好き。 それをしている時が一番楽しいな。

明日から初出勤。どんなことが待ち受けているかわからないけれど、

 

「世界で活躍している人から話を聞いて、書いて、お金が頂けるなんてどんなに幸せなことなのだろう!!!」と今は思っています。

 

めげそうになった時、お金のことが頭をよぎった時、友人の言葉を思い出します。

 

「誰もが経験できることではないのだから!!いいじゃん!超楽しそうじゃん!」と。

 

 ここでの経験はきっとお金にならない価値があるー。

いや、あんなに良いお金をもらっていた会社を辞めたのだから・・・そうしたい!と強く思っています。