テレビの、世界の、窓

放送局勤務→退職。中国で働いています。ここで感じたことを忘れたくないという気持ちで備忘録として書いています。テレビのこと、メディアのこと、将来のこと。色々♡^ ^

未熟さを感じる

過去のブログを見ていたら、

 

「仕事」に対する考え方がすごく未熟。

 

安い、とか。

 

残業、とか。

 

サラリーマン気質だった。

 

本当に「働く」ってことは何かを尊敬する上海のベンチャーの会社の社長に教えていただいた。

 

働くってすごく楽しいこと。

 

 

振り返れば、

放送局の4年間は希望の部署には行けなかったけど

めちゃくちゃ楽しかった。

幅広い世代の人がいて、自分がいいと思っても人はそう思わないことも、

(特にテレビ局だと企画力とか視聴率に反映されるし)

テレビ番組で世代を超えて飲みながら話したり、

馬鹿みたいに飲んだり。

歌うたいながら仕事してたり。

全国のうまいもの市みたいな会を各局でやったり。

恵まれた環境だった。

 

上海に来るきっかけになった会社も短かったけれど

好きな仕事ができた。

人から話を聞いて、

書くお仕事。

タダで人から話を聞けて、書くという好きな仕事でお金を頂ける。

(なのに、日本の会社とのギャップに戸惑って安いとかすごい甘ったれたこと言ってた)

どこか自分のプライドが許せなかった。

そして、もっと中国について知りたいと思ったから離れた。

 

 

 

インドネシアに駐在する先輩が言っていた。

「20代は、どの企業に勤めるかとかではなく誰の下で勉強させてもらえるか」が大切だと思うよ。と。

 

どの会社の人も素晴らしいし、

異なる経験を持った上司の方達と働けたのは感謝しかない。

 

ベンチャーの会社には、

今までの価値観を良い意味で本当に壊してもらった。

「働く」って何かっていうこと、

これから生きる上で本質になるような大切な礎になることを教えて貰った。

 

過去の記録を見ると

なんて狭い価値観で、

偉そうで、

それを正当化しているようなブログなんだろうって恥たくなる部分がある。

 

 

消したくなるけれど、あえて残す。

 

それは成長した証。

 

この今日のブログももひょっとしたら来年には

また甘ったれなことを…と言っているかもしれない。

 

それでもいいよね。

成長している証。

 

ありがとう、皆様。

成長する機会をくださってありがとう。

 

できなかったことができるようになったー

考え方が変わったー

発見があったー

 

それが私の生きるエネルギーだから

構わない。

過去の失敗は正当化しないけれど、

今どうなのか、が大事だと。