テレビの、世界の、窓

放送局勤務→退職。中国で働いています。ここで感じたことを忘れたくないという気持ちで備忘録として書いています。テレビのこと、メディアのこと、将来のこと。色々♡^ ^

好きなことが分からない

 就職活動での自己分析。

 

「自分がやっていてワクワクすることは何?」

「楽しくて仕方がないことって何?」

 

それを突き詰めてみましょう!!

 

とキャリアセミナーで言われたことを思い出しました。

 

その時は「ダンスが好きです!」とか部活のこと等を言っていた気がするけれど

 

私がここ数ヶ月で気付いたことは

何が好きか分からないってこと。

 

 

でも、この1週間でなんとなくぼんやりと「あ、私これが好きだな」と思うことが見えてきた気がします。

 

 

大事なことは、

 

「自分は何が好きか分かっていない」

 

ということに気付くこと。

 

 

私は、ずっと「〜が好き」、「〜したい」と何が好きか分かっているつもりでした。

だからいつもいつも将来のことばかり話していたんです。

 MBA取りたい、あの会社に入りたい・・・等。

 

でも、何で?と聞かれると

「かっこいいから」という答えしか出てこない。

 

 

「かっこいい」でもいいんです。

私はその思いがあったから、受験勉強や部活や就職活動等頑張れました。

「かっこいい、手に入れたい」という思いは原動力になるんですね。

 

 

だけど、振り返るとそういうものって

「手に入ったら満足」

で、それをしている時が

 

 

「楽しくて楽しくて仕方ない!!」

とは私の場合、なりませんでした。

 

だからまた次の「かっこいい」と思うものを求めてまた何か目標を決めて頑張ってきました。

 

 

「あなたは何かを乗り越えることが好きなんだね。ハードルが高ければ高いほど燃えて、また新しいハードルを乗り越えることに喜びを感じるんだね」と言われたことがあります。

 

そうかもしれないなって思いました。

頑張ることが好き、手に入らないものを追うことが好きなんだ、と。

 

でもね、

もしかしたら違うのかもしれないなって思っているんです。

 

「私はまだ何が好きか分からないからこそ、それを知りたくて頑張ってみようと挑戦している」のではないかな、と。

 

 

どうしても大手志向だったり、ブランド志向だったり、学歴主義の塊である私は、

「かっこいい」と思うものも周囲から「かっこいいと思われるもの」であろうものを選択してきた気がします。

 

でもそれも間違いじゃないと思っています。

 

今見えてきている「本当に好きなこと」が分かるためには必要だったし、

「かっこいい」と漠然と思っていたことは好きなこととそんなに離れていません。

ただ、ちょっとだけ、ほんの少し近いところにいるけれどズレていました。

 

自分と向き合ったこの1年。
まずは「何が好きか分からない自分に気付くこと」が大きな一歩でした。

 

そしてこれだけは言えること。

 

人は「本当に嫌なこと・苦手なことに直面すると体がSOSを出してくれる」ということです。

 

その声は、とても大切にしてほしいと思います。

何が好きか分からなくても、そこにいられるのならばそれは嫌いではないということ。

でも本当に嫌いで嫌だと思うのなら、逃げたっていいんです。

 

この頑張りの先になにも光が見えない時はどうぞ逃げてね!