どう描くかで伝わり方は変わる〜TBS A Studio〜
私の好きな番組のひとつ。
TBSの「Astudio」(Aスタジオ)鶴瓶さんがMCだからこそ出来る番組なんだなぁといつも思います。
今日のゲストは成宮寛貴さん。
母子家庭で14歳の時に母親をなくし、当時8歳だった弟さんと2人。中学を卒業せず、引越センターでアル
バイト。
そして俳優になり、弟さんを大学卒業まできちっとサポートされていたとのこと。
鶴瓶さんがエンディングで弟さんから預かったお手紙を読みます。
葬儀で「最後くらいは泣くな。お母さん休めなくなるだろ」と言ったこと。
兄のおかげで今があると言う弟さんに「自分の今の価値観は弟がいたから。弟がいたから強くなれた」とコメントをしていました。
何がすごいって、「壮絶」とかそういうの感じさせない、生き生きと楽しそうに話す成宮さんに私は勇気をもらいました。
また職業柄どうしてもテレビの構成に目がいってしまうのですが、書く人次第でそのゲストが不幸にも幸せそうにも描くことができるんですよね。
ありのままの姿をみせてくれる「A studio」は鶴瓶さんのおかげなんだろうなぁと思います。
この記事を書くのも一言の表現方法で伝わり方が異なるはず。
発信者であることの「プロ」その一言にどれだけこだわれるか、なんだと思いました。