テレビの、世界の、窓

放送局勤務→退職。中国で働いています。ここで感じたことを忘れたくないという気持ちで備忘録として書いています。テレビのこと、メディアのこと、将来のこと。色々♡^ ^

テレビはステレオタイプを埋め込む〜日テレ 幸せボンビーガール〜

 日テレの「幸せ!ボンビーガール」を観ていて悲しくなったこと。

www.ntv.co.jp

 番組内に「ボンビー転落社長」というコーナーがあります。

 

今回の出演者は、仲 雅美さん。

 

平成生まれの私は存じ上げませんが、1970年代に好きな芸能人ランキングで2位になったらしい。

 

そんな仲さんは、芸能人から青年実業家に転身。

順調に利益を伸ばしたが、バブル崩壊にともなって融資が受けられなくなり映画権利の仕事をしていたが、約3億もの借金を背負うことに・・・。

 

という『転落社長』ストーリー。

 

 "今は「工事現場の警備員をしている」転落ぶり。”

 

というような表現に私には聞こえました。

 

え?警備員の仕事は負け組なのか?!

 

玉の輿かはわからないけど、こういう方もいらっしゃるし。

http://diamond.jp/articles/-/73269

 

 

 警備員で働いている=負け組なの?

 

警備の仕事が好きで好きで仕方がなくて、幸せに働いている人もいるのかもしれないじゃない。

 

なんか、テレビが子供達に「こういう仕事をしている人は負け組だからそうならないようにね」とステレオタイプを埋め込んでいる気がする。

 

 たった数十人の送り手の価値観によって少数派が排除されていく。

 

こわいな。

 

でも・・・全体的に私は、この番組大好きです。

 

頑張ろう!って勇気もらえますしね。